· 

kaigo スナックへようこそ!!

歯科医師の亀井倫子先生が主催されている『kaigo スナック ※下記参照 』に参加してまいりました。
kaigoスナックは、歯科医師・看護師・管理栄養士がスナックママに扮し、お客様と一緒に嚥下と栄養について、ゆるく楽しく学ぶ場所とのことで、スタッフはもちろん、お客様もおしゃれをしていらっしゃり、お客様の主治医でいらっしゃる 東郷清児先生も赤い蝶ネクタイで登場され、カラオケでデュエットを歌うなど、たいへん楽しい時間となりました。

お食事のほうは、「美味しく食べ、幸せに生きること」のお言葉どおり、介護食(嚥下調整食)というイメージが湧かないほど、きれいで見栄え良く、食べても「おいしい~!」と、お客様も付き添いの方やヘルパーさんも感動されておられました。
スナックというだけあって、ビール(ノンアルコール)もあり、とろみをつけて飲みやすくなっていますが、ちゃんと泡もあります。”から揚げ”は衣が付いていて、食べると口の中でとけるほど柔らかく、”稲荷ずし”は溶けるほど柔らかいですが、揚げの感じやごはんの粒感があり、”お餅のおはぎ”もモチっとしながらも口の中ではすっと消え、食べやすいうえに見た目も触感も楽しめるお食事となっていました。普段は少食だとおっしゃる方も「美味しくて食べすぎました。おなかが一杯でぱんぱんです!」とおっしゃっておられました。
「おしゃれして来ているので、一瞬だれかわからなかった。普段はベッドの上でお会いしているので、医師と患者さんという立場ですが、そうでないこの場では立場を超えている・・・」との東郷先生のお話や、また、「出かける場が減り、食べられるものが減り・・・となっていく中で、このように美味しく楽しく食事ができることが嬉しく、たくさんこのような場があれば・・・」とおっしゃった付き添いの方のお話に、人が集まり、みんなで美味しいお食事をしながら、楽しく過ごすことができる豊かさと場の大切さを感じました。

仕事で介護食を作ることがあるというBright Kitchens'(ブライトキッチンず)のスタッフから『低糖質の嚥下食を必要とされる方もいらっしゃる』との話もあり、また亀井先生からも「病態別 嚥下食を・・・」とのお話もあったようで、なにかお役に立てることがあればと、今後もBright Kitchens'(ブライトキッチンず)メンバーみんなで考えてまいります。

本日は、ありがとうございました!!

 

 

※Kaigo スナックとは
介護食(嚥下調整食)の体験をしながら「美味しく食べ、幸せに生きること」について語り合い ゆるく学ぶ
それが「kaigoスナック」です。 日本kaigoスナック協会 ホームページはこちら

 

by ritu